エンジニアの転職成功方法まとめ!注意点から昇給まで徹底解説

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求人倍率が高い傾向にあるIT業界は、エンジニアの転職も盛んに行われています
この記事を見ているあなたも転職を視野に入れていることと思います。

しかし、転職活動を始めてみると「具体的に何をしたらいいか分からない。」や「昇給を狙いたいが可能かどうか知りたい。」と言った悩みにぶつかります。

今回この記事ではそのような疑問を解消するため具体的な方法を分かりやすく解説します

いきなりですが、以下の数字をみてください。

4%

あなたはこの数字の意味が分かりますか。
これは、転職を目指すエンジニアが2回選考のある企業に応募したときに採用される確率です。

つまり、100人のうち4人しか選ばれないことになります。
いくら売り手市場のIT業界でも、やり方を間違えると中々転職先が見つからないといった状態に陥ります。

そうならないためにも、本記事を利用しより良い転職活動が行えるようにしましょう。

採用担当者は転職希望エンジニアのどこを見ているか

転職

エンジニアとしての転職を希望される場合は、何と言っても履歴書の書き方や面接時の受け答えが大切 です。

ここでは、IT企業の採用担当者は、書類選考や面接時にどのような点を採用基準としているのかを説明します。
この採用基準を分かっていないと、転職を希望しても全く採用されないということもあるので、必ず理解するようにしてください。

自分の会社に入る目的や動機があるか

まず、一番大切なことは入る目的や動機がしっかりとあるかという点です。
採用担当者の多くはここをかなり重要視しています。

というのも、前提として、志望する企業と転職者の要望が100%マッチすることはほぼありません。

その中で、転職した企業に対して多少の不満が出ても、志望動機が明確な転職者は「ここの会社のここが不満だが、入った目的や志望動機を満たせるからもう少し続けよう。」と退職せずに頑張り続けることが出来ます

しかし、逆に目的や志望動機が曖昧な転職者は気分に流されやすい傾向があり、早期退職に繋がるリスクがあると言えます。そのリスク回避のために、採用担当者は目的や志望動機を重要視するのです。

目的や志望動機を明確にすることは、一見当たり前のことのように思われます。
しかし、意外と出来ていない人が多く、書類選考の段階で70%の人が目的や動機が不明瞭と言った理由で落とされています。

採用担当者に「この人がうちの会社で何をしたいのか分からない。」と言った印象を抱かせてしまうと一巻の終わりです。従って、転職の目的や志望動機はしっかりと明確にしておきましょう。

目的や志望動機を明確にするにはあなたのキャリアや技術の棚卸を行い、「自分が将来どのような立場で活躍をしたいか。」、「年収はどれくらい欲しいか。」と言ったゴールを明確にすることが必要です。

逆にゴールを設定しないと、あなた自身が今後どうなって行きたいのかが自分でも分からず、何をすべきかも分かりません。

また、採用担当者は「どうしてもうちの会社でなければいけない理由」を欲しています。
あなたの将来像を明確にし、書類選考や面接時に志望動機を熱く語れるようにしましょう。

経歴にあったスキルを擁しているか

エンジニアとして働く以上、スキルは当然重要視されます。
もし、あなたが20代半ばであればスキルはあまり重要視されずパーソナリティを中心とした採用基準が設けられます。しかし、20代後半以上の場合は、ある一定の分野における専門性が求められます。
その理由は、どのIT企業も一番欲しい人材が即戦力となりうる人材だからです。
また、経歴に見合ったスキルを擁していない場合、学習意欲がない人という印象を持たれてしまいます。
従って、自らスキルアップを行うよう日頃から心がけましょう。

逆に自らスキルアップを行える人材は大変重宝されるため、転職準備としてあなた自身のゴールに向けた勉強を日々行うようにしておくと転職時に大変有利です。

変化に対応できるかどうか

エンジニアの現場は顧客要望の変更や障害対応など、目まぐるしく変化していきます。
その中で、柔軟な対応が出来るかどうかで優秀なエンジニアになれるかどうかが決まります。
柔軟な対応を行うためには、問題解決力やコミュニケーション力と言ったエンジニアとして求められる素養が発揮される場面でもあります。
従って、変化に対してどのような行動を起こせるかが重要視されます。

そのため、「今までエンジニアとして困難をどのように乗り越えてきたか。」や「前の会社での不満に対してどのような行動を起こしたか。」と言った質問がなされます。
この質問はプロジェクトに対して主体的に取り組まないと答えられない質問です。

逆に言えば、現時点でこの質問に答えられそうにない場合は、転職しない方がいいとすら言い切れます。
というのも、プロジェクトや会社の課題に対して主体的に取り組めないまま転職を行っても戦力になれないと言った烙印を押されてしまう可能性があるからです。

こう言われると驚いてしまうかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
例えば、給料に不満があり転職を希望している場合は、まず現在の会社で給料の交渉を行ってください。
具体的な流れとしては「昇給基準などを上司に相談する。」→「上司が提示した昇給基準を満たす。」と言った具体的な行動を起こしましょう。

そのような行動が取れないと「この人は問題解決力やコミュニケーション力が低い人」という印象を持たれてしまうので何かしらのアクションは現職場においても重要です。

認識力の高さ

また、認識力の高さも大切です。
いきなり認識力と言われてもピンと来ないと思うので具体的に説明します。

例えばあなたがJavaエンジニアだとしましょう。
その際に採用担当者から「数あるプログラミング言語の中で何故Javaを習得しようと思ったのか。」と言った質問がなされます。
その場合、一番よく出てくる答えとして、「Javaの汎用性が高いから。」や「Javaがよく使われているから。」と言った内容が上げられます。

確かに間違いではありませんが、これでは不十分と言えるでしょう。
何故なら、Javaでなければならなかった理由が見当たらないからです。
これだと「物事に対する認識が浅い人。」という印象を持たれてしまいます。

従って、この部分は面接でも深く掘り下げられます。
一番大切なことは、あなた自身の将来像としっかり照らし合わせて答えられることです。
あなたの最終的なゴールを中心軸に据えて「〇〇という最終目標を叶えるためにJavaの知識が必要だった。」という論理展開が出来れば問題ありません。

エンジニアで転職する際の注意点

エンジニアのチェックポイント

次にエンジニアの転職の注意点 を解説します。

転職の際に、採用担当者が重要視していることを確認し、事前に考えておくことが大切です。
ここでは、IT企業の採用担当者が転職の面接時に何を求めているかを説明します。

転職理由が退職理由になっていないか確認する

先ほども説明した通り、転職に際し目的や志望動機は大変重要です。
その中で、よくある失敗例として転職理由が退職理由になっていることが多々あります。

例えば、「前の職場がブラック企業だった。」、「給料が安かった。」と答える方が多くいます。
これらの答えは前の職場の退職理由であり、転職理由ではありません。

採用担当者が知りたいことはあなた自身の最終目標へのプランです。
従って、目標に対して転職が必要な理由を述べるようにしましょう。

退職理由がネガティブなものでも気にしない

転職の際には前の職場の退職理由をよく聞かれます。
現実問題として退職理由がネガティブな場合はよくあります。

例えば「前の会社がブラック企業だった。」、「給料が安くて生活がままならない。」と言った場合に転職をすることはありえます。

もし、退職理由を聞かれた場合は本音の部分を言っても問題ありません。

採用担当者も実際にそのような理由であれば退職理由に十分なりうると考えています。
また、正直に話すことで「この人は本音で話してくれる人。」と好印象を持たれる可能性もあるでしょう。

しかし、この話には注意点があります。
それは、転職の目的や動機を交えながら話すことが重要だということです。

具体的には、例えばあなたが残業があまりにも多いという理由で退職したとしましょう。
その場合は、「私には〇〇という最終目標がある。しかし、それを実現するための自己研鑽が取れないため、自身の今後のキャリアアップのために退職した。」という形で答えるといいです。

目標に対する実現が現状の環境だと厳しかったという形で答えられるのが理想です。

過去に積み上げた経験を基に話す

転職の場合、採用担当者はあなたの過去の実績を重要視します。
そのため、経験に基づいた話をすることが大切です。

ただ単純に「今後、リーダー層にチャレンジしたい。」と言っても響きません。
一番大切なことは「なぜ、そう思ったのか。」の部分です。

逆にこれが明確にならないと「気分に流されやすい人」とみなされてしまい、言葉に説得力が生まれません。
転職活動を行う前にしっかりと「どのような経験を通して、なぜそう考えるのか。」を明確にしておきましょう。

反論ばかりにならない

エンジニアの職業は変化に対して柔軟に対応する力が求められます。
また、会社の風土やエンジニアの知識の範囲などによってあなたに求められる対応方法も変わってきます。
そのため、前職との開発手法の違いや年齢が年下の人が上司になることへの抵抗感などが聞かれます。

これらの質問に対し、否定的な反論ばかりを行うと「問題解決能力や対応力がない人。」と思われてしまいます。
従って、どのような場合でも柔軟に対応できる姿勢を見せましょう。

時にはどうしても反論が必要なときも出てきますが、その場合は一旦相手の主張を受け止めた上で論理的に話すことが大切です。

また、採用担当者はあなたの柔軟性を見るために技術的な部分で分からないふりをすることがあります。
そのような場合でも、質問内容から察せられる相手のレベル感に合わせて説明を行うようにしましょう。

否定的なことを述べずに論理的に説明できればあなたの評価も上がります。

エンジニアの転職を成功させるためにやっておいた方がいいこと

転職成功のブログ

次にエンジニアの転職を成功させるためにやっておくべきこと を解説します。

書類選考対策や面接対策のほかにあなたの技術を証明し、アピールすることも重要になります。
以下の2通りの手段を使い自己表現を行いましょう。

技術ブログを開設する

転職活動は書類選考や面接によってあなたを採用するかどうかを判断しますが、技術的な部分であなたがどこまで出来る人なのかを判断するのは非常に難しいです。
従って、客観的にあなたの技術力を証明できるものが必要になります。

その際に、非常に有効的なのは技術ブログを開設することです。
技術ブログの中で、あなたがこれまで培ってきた技術を記載していけば何よりも武器になります。

また、それだけでなくあなた自身が保有する技術を棚卸することも出来るので大変お勧めです。

ブログの開設は無料ブログなどで簡単に行うことが出来、採用担当者においても客観的に技術力を把握することも出来るので双方にとって利益しかありません。
それだけでなく、自ら進んで行動を起こせるという指標にもなりますのでブログを開設して損はないでしょう。

また、その際は技術に特化した内容を記載することが重要です。

ブログの役割はあなたのパーソナリティを判断するものではなく、技術力を見るためのものなので技術力に関係のない内容は記載しない方が無難です。

Twitterで有益な情報を発信する

現代のエンジニアは自己表現が大切です。
その点でtwitterはあなたの露出を増やすためにも有益なツールです。

日常的に自分の知識をアウトプットするだけでなく、エンジニアを必要としている方の目に留まることもあります。

自分の可能性を広げるためにもやっておいた方がいいでしょう。
アウトプットをすることで採用担当者へのアピールポイントの証拠にもなります。

あなた自身の武器を証明できるものは出来るだけ増やしておいた方がいざという時に役立ちます。

エンジニアで転職する際の昇給方法

エンジニア昇給

エンジニアで転職する際に昇給を狙っている人も多いことでしょう。そこでここではエンジニアの転職における昇給の方法 を解説します。

昇給を狙うのであれば、十分可能

転職をする際に昇給を狙う人も多いです。
結論から言えば、あなたの技術力によっては十分可能と言えます。

大切なことは面接時などにしっかりと貰いたい給料額を伝えることです。

誤解されがちですが、採用担当者は何も優秀なエンジニアを安く雇いたいという人ばかりではありません。
従って、昇給を狙うのであればしっかりと具体的な金額を明示するべきです。

また、給料について話すことは心理的に憚られることもあります。
しかし、採用側から見ると必要なことはしっかりと確認できる人の方が印象はよくなります。
そのため、貰いたい金額が明確な人は転職エージェントや採用担当者にしっかりと伝えることをお勧めします。

保有スキルによっては100万円以上の昇給も十分にありますので、自分でその価値があると思った金額を提示するのが良いでしょう。

エンジニアの給料は使用言語にもよる

貰いたい給料額をしっかりと伝えることが大切だと説明しましたが、当然のごとく現実離れした給料額を伝えてはいけません。
エンジニアの給料は使用言語によって違いがみられることがあるので、あなたの保有スキルに合わせて自分がどの程度貰えるかをじっくり考える必要があります。

BIZREACHが発表したプログラミング言語別年収中央値によると、GoやScalaと言った最新言語の年収が高いことが分かります。
これらの最新技術は今後も需要が伸びていくことが予想されますので、給料を上げたい人は学んでおくといいでしょう。

転職の際にベンチャー企業のCTOを狙う

技術力に自信がある人は転職の際にベンチャー企業のCTOを狙うのも有効です。
CTOとは企業の最高技術責任者のことであり、高度な専門性が求められます。

しかし、年収が1000万円を超えることも多く転職企業におけるメイン言語や技術とあなたの保有スキルがマッチングすれば十分可能性はあります。

年収が高い分求められるものを大きいですが、プロジェクトマネージャーなどの経験がある人は選択肢にいれてもいいでしょう。

エンジニア特化の転職エージェント

転職エージェント

次にエンジニアに特化した転職エージェントのサービス を紹介します。何から手を付けて良いのか分からない場合はまず転職エージェントへ登録するところから始めましょう。

レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリアは基の会社がWeb開発会社だったこともあり、エンジニアの転職に特化した転職エージェントです。
また、求人数も5000件と非常に多く、大手企業からベンチャー企業まで幅広い提案を行っています。
そして、社内のキャリアアドバイザーが面接から履歴書の書き方まで教えてくれるので、安心して転職活動が行えるのが魅力です。

マイナビエージェントIT

マイナビエージェントIT

マイナビエージェントITは豊富な求人数とIT関連の転職に精通したエージェントが多いためお勧めです。
また、転職支援として面接対策などを行ってくれます。

それだけでなく、保有する求人の8割が非公開求人であり、求人の質が非常に高いです。
年収アップも十分に見込めるため、年収を上げたい方は利用するといいでしょう。

BIZREACH

BIZREACH

CMでも有名なBIZREACHですが即戦力を求めている求人が多数あります。
全体的に求人の給料額が高い傾向があるので年収を上げたい方にもお勧めです。

また、CTOなどの役職者を求人しているものをあるので、高額年収を狙いたい人は登録するといいでしょう。

JAC Recruitment

JAC RECRUMENT

JAC Recruitmentは役職者の求人や外資系企業を中心に取り扱っている転職サイトです。
外資系企業は日系企業よりも給料額が高い傾向があります。
その分、語学力を求められる場合もあるので語学に自信がある方や、高額年収を望む人に打ってつけです。

まとめ エンジニアの転職を成功させるには

まとめ

最後になりますが、エンジニアは現在売り手市場です。
そのため、選ばなければ仕事は沢山あります。
しかし、満足いくキャリアを歩むためには自己分析が必須です。

この記事に書かれていることを是非実践し、良い結果が生まれる転職活動になることを応援しています。

エンジニアの転職を成功させるには

・あなた自身の将来的ビジョンを基に、転職の目的や志望動機を明確に!
・スキルの棚卸を行い、あなたの経歴に合わせた技術力を保有する。
・柔軟性を磨き、社内風土や顧客要望に合わせた行動をとれる能力を身に着ける。
・転職理由と退職理由を混合させない。
・あなたのキャリアプランと照らし合わせて保有スキルがなぜ必要だったのか考える。
・ブログやTwitterを利用し情報発信をしておくと便利
・昇給を狙うなら、きちんと採用担当者に伝えて役職者になることも考慮する。
・自分に合った転職エージェントを使用!

ABOUTこの記事をかいた人

萩田ユウジ

20代男性。2014年~2016年まで地方教育公務員として勤務(教科:社会科。2016年から現在まで、システム開発会社勤務。2019年から現在まで、フリーランスのライターとして活動開始。